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情報戦に勝つために② 情報戦に勝つための戦略

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情報戦で勝つための戦略
地政学者の奥山真司氏が提唱する「戦略の階層論」に基づいて、北野幸伯さんという国際関係の研究者が「情報戦で勝つための戦略」というものを打ち出しました。

 

中国は、「日本は権や自由を軽視する国であり、欧米とは価値観を共有していない」──と反日プロパガンダを展開し、日本の世界観を攻撃しています。日本を責める材料として、南京大虐殺、靖国参拝、従軍慰安婦問題などを持ち出しています。

 

これに対して、私たちはどのように戦うべきなのでしょうか。本当は日本も、「世界観」で戦わなければいけないのですが、実際はそうなっていないというのが今の現状だと思います。

 

例えば、中国側は「南京大虐殺があった」と、毎日のように言ってきています。それに対して日本は、「南京大虐殺はなかった」と応酬しています。「あった」と言われれば「なかった」と返し、また「あった」と言われ「いや、なかった」と返す。延々と、この繰り返しです。

 

従軍慰安婦にしても然りです。「従軍慰安婦の強制連行があった」と言われるたびに、日本は「いや、なかった」と返し、「あった」「なかった」の応酬が続いています。

 

これはこれで、大切な戦いです。確かに反論はしっかりとしなければならないのですが、「あった」「なかった」のレベルの論争というのは、これまで述べてきた「戦略の階層」で言えばかなり下のレベル、「戦術」レベルで戦っていることになるのです。

 

さらに、中国や韓国は、日本の世界観に対する攻撃を、日本のみならず、世界に向けて発信しています。アメリカやオーストラリア、そして国連などの場を舞台に、世界に訴えています。

 

それに対して日本はというと、中国や韓国の国民に対して、「日本側の主張を理解してもらおう」と、一生懸命説明している状況です。この日本の対応は、情報戦という観点から見たときに、中韓が仕掛けている情報戦のレベルとは、ベクトルや次元がまったく違うのです。

 

世界に向けて発信

日本は、中国の「世界観」を攻撃すべきです。今日本に必要なことは、中国の世界観や真実──つまり、「中国こそが、自由も人権もない軍国主義である」ということを世界に発信してゆくことなのです。そうしなければ、この情報戦に勝つことはできません。

そして、中国が日本の世界観を棄損するならば、日本からは世界の人々に向けて、「日本のすばらしさ」「正しい世界観」を発信してゆかねばなりません。

 

日本の情報戦に欠けているものは、英語での発信です。

たとえば、日本の保守系言論人の方々の研究や発信により、いわゆる「南京大虐殺」や「従軍慰安婦の強制連行」はなかったことは、日本国内ではほぼ証明されています。また靖国参拝の正当性についても、先の大戦が日本の自衛戦争であり、アジア諸国の植民地解放戦争でもあったことは、国内では多くの日本人が気づき始めています。

しかし、どうしてもそれらは、日本国内での言論戦にとどまってしまい、英語での世界に向けた発信は、まだ十分とはいえません。

どうすれば、中国が仕掛ける情報戦に勝てるのか?

私たちにできることは何なのか?

次回は、私たちにできる、より具体的な戦略や活動について、述べたいと思います。

(続く)

<4月5日 中国・マスコミ問題研究会緊急セミナーでの講演より>

幸福実現党 総務会長
矢内筆勝

(やないひっしょう)

朝日新聞を退社後、幸福の科学に入局。主に広報部門を担当した後、月刊「ザ・リバティ」編集部を経て、広報局長、常務理事等を歴任。

NPO(非営利組織)「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」会長に就任。いじめ相談の傍らいじめ問題解決に向けて、全国でシンポジウムを開催。数多くのいじめを解決し、たくさんの子供たちと父兄の心を救済してきた。

主な著書としては、「いじめは犯罪!絶対に許さない」(お茶の水学術事業会)がある。

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