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情報戦に勝つために① 情報戦とは「世界観の戦い」

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戦略の7つの階層

いま、私たちに必要なことは、情報戦に勝つための戦略です。情報戦とは、世界観の戦いでもあります。

 

「世界観」というと非常に抽象的な感じがしますが、たとえば戦略で言えば一番上位に存在するものです。その国の国家観、人間でいえば人生観、その人が何を考え、どのようなことをしようとしているのか。

 

国でいえば、その国はどんな国なのか、どのような役割があるのか、国民は何を理想としているのか、という大きな概念です。

この概念の構想がピラミッドのようになっているというのが、地政学者の奥山真司氏が提唱している「戦略の7つの階層」論です。情報戦は、この世界観の部分(一番上の概念)で戦わねばならないと言われています。

 

 

情報戦とは「世界観」の戦い

たとえば、今、この地球文明の世界観はどのようなものか、考えてみましょう。

国際社会で認められている価値基準に照らして、世界は善悪を判断し、動いています。今のこの世界は、欧米諸国の世界観が主流となって動いていますので、「人権」「自由」「平等」「友愛」「民主主義」──これらを普遍的な価値として、私たちも受け入れています。これらの価値観が「善」であるとされ、世界が動いているのです。

中国という国が日本に対して情報戦を仕掛けていることは、これまでにも述べたとおりですが、では中国は日本の何に対して攻撃をしているのか。中国は、日本の世界観を攻撃しているのです。

 

日本という国は、どういう国であるのか。

日本人は何をしようとしているのか。

それは、良いことなのか、悪いことなのか。

 

この部分を、中国は日本に対して、情報戦で攻撃しているということです。すなわち、「日本は軍国主義の国」「日本は大虐殺をした悪い国なのだ」「日本は女性の人権をないがしろにする国である」という誤った世界観を、各国に植え付けているのです。

しかも、安倍政権になって日本は右傾化し、戦後の「自由」や「人権」を重んじる戦後秩序を破壊しようとしている──このようなレッテルを貼ろうとしているのです。

この「戦略の階層」については、地政学者である奥山真司さんの著書に詳しく記されていますので、ぜひお読みください。

 

スライド40 奥山氏の戦略の階層論によれば、戦略の中でももっとも下にあるものが、「技術」です。

戦争でいえば、大砲の性能、戦車の馬力などがあたります。

その上に「戦術」があります。その武器を使ってどのように戦うか、どこで待ち伏せをして大砲を撃つか、これが「戦術」です。

その上にあるものが「作戦」です。もう少し規模が大きくなると、その上に「どこでいつ、どのような戦いをするか」という「軍事戦略」がきます。

その上に「大戦略」、そして「政策」があり、一番上位に「世界観」があります。上位にいけばいくほど抽象的で、かつ、重要になってきます。

 

(続く)

<4月5日 中国・マスコミ問題研究会緊急セミナーでの講演より>

幸福実現党
総務会長(兼)出版局長
矢内筆勝

(やないひっしょう)

朝日新聞を退社後、幸福の科学に入局。主に広報部門を担当した後、月刊「ザ・リバティ」編集部を経て、広報局長、常務理事等を歴任。

NPO(非営利組織)「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」会長に就任。いじめ相談の傍らいじめ問題解決に向けて、全国でシンポジウムを開催。数多くのいじめを解決し、たくさんの子供たちと父兄の心を救済してきた。

主な著書としては、「いじめは犯罪!絶対に許さない」(お茶の水学術事業会)がある。

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